慣れてくると、レシピをさっと工夫できる

慣れてくると、レシピをさっと工夫できる

 

ご想像通り、卵だけではいくらおいしくても数日もすれば飽きます。そこでいろいろとちょっとした工夫をすることにしました。条件はひとつだけ、手間をかけずに栄養アップできること。

それで登場したのが冷凍野菜。何ヶ月も冷凍庫に入れっぱなしだった野菜の袋があったので、バター少々と一緒にフライパンで炒めてから卵を入れてみました。グリーンピースとコーンは食感もよく、かすかに甘みも加わって繊維質もアップ。

次の日は、同じレシピに熟したアボカドをプラスし、コリアンダーをトッピング。これも上出来。さらにその次の日は、けっこう古くなったケールを入れてみたんですが、味はいまいち……まあ、こうやって人は学んでいくわけですね。

スクランブルエッグを4分以内で作れるようになる

 

朝食を食べない理由というのはただの言い訳にすぎません。それを実感したのは、始めてから2日目。仕事に遅れそうであわてて家から出ようとしたとき、「やばい! タマゴ食べてない!」と気づきました。そこでくるっと向きを変え、フライパンを取り出してバターを入れて、そこに3個の卵を割り入れ、直接フォークでかきまわしてスクランブルエッグに。前もってボウルで卵をまぜたり、牛乳や具材を加えたりもせずに。

塩コショウで味つけしただけなのに、すごくおいしかった! ふつうのスクランブルエッグと変わらない味で、調理時間もインスタントのマズいオートミールをつくるのと同じくらいしかかかってない。これまでわたしたちは先入観にとらわれていたのです。

 

 

ドクターアンディーズクリニック